鍛造工程を紹介するページになっています 鍛造と鋳造って何?ってこの業界に関わっていない人にはわからないと思います 作りによって得意不得意があります。 鍛造で作れるデザインの限界もあります。 その為多くのオーダーメイドでは特に、鋳造工程を取り入れています。

今回は純プラチナ製品を希望されたお客様の実際に作った時の例を紹介いたします
鍛造工程鍛造工程鍛造工程
プラチナ希望の場合は、ルツボも新品を使って純プラチナで作る為にこだわります
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溶解後は、ルツボから取り出して叩いて角材にしていきます
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ある程度角材になると、地金をロールにかけて、伸ばしていきます
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そして、今回のデザインは緩いカーブのV字の平甲丸だったので平面状で形成して作りました
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リング状に形成してからは芯金に入れて叩いて形成です
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ここからは、ヤスリで形を整ええていきます、そしてリューターで研磨していきます
鍛造工程鍛造工程綺麗に磨いた綺麗なリングの完成です
バフ以降は鋳造【キャスト工程】と同じ作りになってきます。

鋳造工程では、出来る事が広がります。 又この鍛造工程はお客様の希望により、アレルギーがあることから 純プラチナしか使えない理由で、鍛造製作しました。 純プラチナでも鋳造出来ますが、強度面で純プラチナはやわいので キャストでは型に流して作るので固くなりにくく 表面仕上げ時に叩いて地金を締めることしか出来ません 芯から硬くするには、元々やわい純プラチナをたたき上げて作る鍛造工程を採用しています

■ 鋳造で硬くするのは出来ないのって思われるかもしれませんが、 純プラチナでの場合鍛造方法以外は無理です。 現在すべてのプラチナ900は、ハードプラチナを使用しています。 そのためデザイン性に優れた作りにもより固く作れるようにしております。