2017-01-11 15:03

愛の誓いは外しません!マリッジリングを身につけたその日から決して外さないその理由とは

愛の誓いを交わした日に身につけるマリッジリング。

決して安い価格で購入できるものではないので、誰もが大切にしたいと思っています。
しかし、大切にしようとするなか日常生活でリングを外さない人が多いことを知っていますか?
日常生活では小さな摩擦や衝突が起きるため、リングに傷やゆがみが生じてしまいます。
それでも24時間365日身につけているのです。
そこには、どのような理由があるのでしょう。

リングの存在で常に感じるパートナー


マリッジリングを身につけている人の多くがリングを外さないという大きな理由。
それは、「結婚している」ことをいつでも感じることができるからなのだそうです。
たしかに、普通のペアリングならあまり左手の薬指につけることはないでしょう。
女性は特に「この指には将来結婚する人からのリングのためにとっておく」と大切にしている人も少なくありません。

結婚と同時に自分の指にきらりと光るリングがつけられると、「ついに結婚したんだ!」と男性も女性も実感が湧くものです。
思わず芸能人の結婚記者会見のように左手の甲を誰かに見せたくなる気持ちになります。

きらりと輝くリングの思いは月日が経つと変化します。
結婚式のあの日。
あの日は「結婚したんだ!」という嬉しさ溢れる新しい気持ちでいっぱいだったのに、月日が経つとそれは「責任」という重みに変化します。
男性は生活を安定させるために働き、女性はそれを支える。
お互いがパートナーとして家庭を築こうとするのです。

一緒に過ごせない時間でも「結婚している」ことをいつでも感じることで、パートナーをいつでも感じることができるのでしょう。

支えた数=リングの傷


これは、女性のリングの話ですが女性はなぜリングを外さないのだと思いますか?
家事のなかでリングを外さないとせっかくの輝きも無くなってしまいます。
しかし、女性はまさにこれが狙いでもあり喜びでもあるのです。
女性のなかには、結婚まで家事が苦手だった人も多いはずです。
結婚したことで、今までやってこなかった炊事洗濯などをしなければなりません。
慣れない事で失敗をすることもあるでしょう。
その頑張った証が、リングの傷なのです。
女性は、この傷を努力の証として誇りに感じている人も意外と多いのです。
新しい環境で妻として頑張る自分をリングが物語ってくれる・・
そう感じるのでしょう。

女性は「白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる」とひと昔前はよくいっていましたが、リングの傷を見て誇りに感じることから結婚に対して堅実さが感じられます。
やはり、女性は男性よりも現実主義なのでしょう。

魔よけ扱いの男性リング

画像
それでは、男性のリングはなぜ外さないのだと思いますか?
それは、外さないのではなく「外せない」のです。
リングがきつくて抜けないというわけではありません。
男性は、母親や祖母という「女性」に育てられて成長してきました。なかには姉に叱られながら育ったという人もいるのではないでしょうか?

男性にとって女性は、生まれながらにしてなぜが逆らえない存在なのです。
もちろんそうでない男性もいます。
「女の子は泣かしちゃいけません!」「男の子なんだから!」
ちょっとやんちゃな少年時代を過ごした人なら一度はこんなふうに言われたことがあるのではないでしょうか。

そのため、リングも「愛の誓いを破れない魔よけ」のような存在となっているのかもしれません。
常にパートナーを感じさせ、浮気をさせない寄せ付けない。
女性が自分の存在を男性にリングで感じさせ、見えない圧力をかけているのかもしれません。

男性は母親を大切にしている人が多く、その母親からの教えを大人になっても破れないのです。マザコンというわけではなく、男性は「素直」なのです。
リングを身につけたときから、男性は素直に従い見えない圧力を感じているのです。

いつもパートナーを感じられる見えない「赤い糸」


女性と男性のリングを外さない理由をお話してきましたが、マリッジリングには見えない赤い糸がつながっていることを知っていますか?
結婚には、余興にもよくいわれる「三つの坂」が本当に存在します。
「上がり坂・下り坂・まさか」
長い人生ですから、良い事も悪いことも予期せぬことも起きます。
しかし、その坂はこの赤い糸によってしっかりと結ばれお互いの気持ちを支えあうことができるのです。
その糸は決して太い糸ではありません。
お互いの気持ちでその強度が変化する不思議な糸です。
一緒に過ごすときはもちろんの事、一緒に過ごせない時間でも相手を感じてみましょう。
自分とパートナーを引き寄せた赤い糸は、偶然の出来事だったのです。
偶然の出会いを結ぶ見えない赤い糸は、どこにいてもパートナーを感じられる強い絆なのかもしれません。
その強い絆をマリッジリングでいつも感じ、支えあえる夫婦になりましょう。
2016-12-28 13:45

青の宝石サファイアを使うのは「一途な思い」のメッセージだった。ダイヤモンド以外の石をリングに入れる意味とは

エンゲージリングやマリッジリングの宝石といえば、光り輝くダイヤモンドの印象が大きいのではないでしょうか。
しかし、ダイヤモンドだけでなく青の宝石「サファイア」をリングに入れたものを選ぶ人も少なくありません。
ダイヤモンド以外の石をリングに入れるにはどのような意味があるのでしょうか。

花嫁の幸せを願う ヨーロッパのおまじない「サムシングブルー」

画像ロイヤルブルーダイヤモンド
もともと、花嫁が結婚の際に青いものを身につける習慣は200年以上も前からヨーロッパで行われてきました。
それは、いわゆるおまじないのようなもので花嫁の幸せを願って「なにか4つのもの」を結婚式に身につけるのが古くから行われてきました。
そのなかの「サムシングブルー」つまり「なにか青いもの」があります。
この青いものには、誠実さをあらわす意味があり純白を意味する白のほかに身につけられていました。
本場ヨーロッパでは、花嫁のガーターに青いリボンをつけ見えないところに青いものを身につけるのが一般的です。
日本でサムシング4が取り入れられるようになったのは、結婚への意識が「嫁ぐ」という固いイメージから「見送る」スタイルに変化したころです。
結婚式が華やかかつ自由なスタイルの選択ができるようになりました。
「家族の絆」をテーマにし、ブライダル業界演出のひとつとしてこの「サムシング4」が取り入れられました。
そのため、日本でのサムシング4の考え方というのは本来の「おまじない」の考え方とは異なるのかもしれません。

今でもその演出はブライダル業界でとても人気があり、家族だけでなく友人など身内以外の人とも一緒に行い「繋がりの演出」としても用いられています。たくさんの人と幸せを共有したスタイルは今の時代だからこそより新鮮に感じるのでしょう。

信仰心がある日本人だから入りやすかった 他国のおまじない文化

何かに願いを託すのは、日本でも古くから行われてきました。
日本では、古くから「御守り」が願いを託す方法として親しまれ、そして自分の身代わりとしても大切に身につけられてきました。

たとえブライダル業界の演出であっても、「花嫁の幸せを願うおまじまい」と聞けば他国のおまじないであっても「取り入れてみたい」と感じたのかもしれません。

サムシング4を結婚式に取り入れる人は多く、みんなで考え幸せを願うスタイルが今でも人気です。
日本では、リングの内側にサファイアを入れサムシングブルーとして取り入れられることもよくあります。

「これからのふたりの人生が幸せであるように」
そんな願いが込められているのかもしれません。

幸せを願うことは国境を越えても同じことなのでしょう。

イギリスの亡きプリンセスも身につけた サファイアのリング

画像サファイヤ
日本でサファイアをリングに入れることが人気になったのには、サムシング4の「おまじない」という意味だけではありません。
それは、亡きイギリスのプリンセスダイアナ妃がチャールズ皇太子からもらったリングもサファイアがついていたのです。
これはとても有名な話で、恐らくチャールズ皇太子自身がダイアナ妃の幸せを約束する意味を込めて贈ったのでしょう。
ダイアナ妃は、親しみやすく優しい性格が世界中の多くの人から愛されていました。
日本でもダイアナ妃に魅了された人はたくさんいました。

「素敵なプリンセスの魅力に自分も近づいてみたい」
それが、おまじないとは別の理由で人気になったのかもしれません。

サファイアに込められた一途な思い

そもそも、サファイアの宝石言葉は「誠実」「自愛」「徳望」という平和を願う意味があります。
そのため、サファイアはティアラや王冠など王室の装飾品に多く使われてきました。
平和を願うだけでなく、「一途な思い」の意味も込められていて昔から貞操を守るために男性が女性に贈る宝石でもありました。

「一生あなただけを愛します」
そのような意味が込められているのでしょう。

リングに込めたサファイアは、誓いの約束を形にしたものなのかもしれません。

リングで誓う「ふたりの幸せ」よりも大切なこと

スピリチュアルな世界に縋り、自分の現状に変化を求める人がたくさんいます。
このサファイアのリングもそのひとつなのでしょう。
しかし、物だけに縋るのではなくそこには必ず「自分の努力」が必要になります。
幸せになりたいのであれば、自分を愛し相手を愛することで幸せになれます。
結婚というのは、お互いの人生のなかでたったひとつの「出来事」に過ぎません。
その出来事からどういう形をつくり歩んでいくかは、お互いの気持ち次第なのです。
素敵な未来は、自分たちでつくっていきましょう。

「健やかなときも病める時も愛すること」


その愛することのなかには苦しいことや辛いこともあります。
愛するという言葉には、支えあう意味も含まれているのかもしれません。

10年後、20年後、幸せを感じた結婚生活が送れていたとしても、それはあのときのサムシング4のサムシングブルーではなく「ふたりの努力」なのです。
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