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ワックスとは


ワックスとはとは

ワックスとは、モデリングワックスの事を言います

通常、彫金職人の間では、チューブワックスとも言います

ワックスについては、多数の種類があります

一般的にハードワックス【硬いワックスで人の手で削ることが出来るもの】

ハードワックスには通常ブルー・パープル・グリーンがあり

ブルー=粘りもあり軟く、初めてワックスを手にする人が使う事が多い

パープル=少し型さも出てデザインを細かく出来やすい

グリーン=一番硬いものでプロの職人が使う事が多い

実は、このグリーンよりも硬いワックスがアメリカにあります

ジュエリーアトリエではグリーンより硬いオレンジを使っています

わざわざアメリカから直輸入して使っているハードワックスです

加工をするワックスのほかには、

シートワックス 板状のやわらかいワックス

インレーワックス50℃程度で溶けてかつ硬さもあります

その他にはインジェクションワックスがあります

インジェクションは、その名の通り注入するワックスげ

型を作りその中にワックスを注入する事で、同じデザインを量産することが出来ます

大手メーカーなどブランドなどもこの手の手法で大量に作っていきます

原型に手間をかけて、人気の指輪を作り多くの人が同じものを手にすることが出来るのです

インジェクションにも数十種類があり柔らかいものから硬いものまであります

又職人としての豆知識ですが

インジェクションワックスを削りたい場合には低温度で柔らかいものを硬くする方法があります

それは、冷やして削るです

冷やすと水でも氷削れます

ワックスも柔らかいと冷やして削ることが出来るのです

凄く慎重な削りには冷蔵庫などに入れてから

冷やし削ります

又冷やすことで硬くなりますが、ポッキって折れることもあるので注意が必要になります