2016-09-21 17:27

サイズ直しやリメイクは?技術的な話し

指輪のサイズ直しとは、どのように行われているのか?
一般の人にとって、サイズを変更することに関してどのように考えらているのかはわかりませんが、
例えばサイズを直しやすい素材から作り例えるなら、コンビネーション的な異なる素材を組み合わせたようなリングでは、
素材が異なるために難しくなることがありますが、一般的な貴金属素材であれば問題なく変更することも可能だと思います。
一般的な素材とは、プラチナ900やゴールド素材、当店はK18を一律で使っていますが、
サイズ直しなどを持ち込みする方の中には、K14やK22などもいますので、その辺につきましても、一般的な貴金属素材として取り扱いは可能です。
この件につきましては、当店で作ったサイズ直しではなく、持ち込みによるサイズ直して最低価格も変わってきますが、
この件で気になることにつきまして、お電話いただければ幸いかと思います。

話しがそれましたが、
サイズを大きくするのにも小さくするのにも、一度切る必要があります。
大きくするのなら、切って1号あたりで1㎜をつかして5号アップであれば5㎜を足すことになります。
また同じく5号小さくするのなら5㎜カットして繋ぐことになります。
正しくは円周率の計算をすることになるため正確な1㎜ではありませんが、このように覚えていただけるのなら、間違ってはいないという事になります。

そこで、一般的に切ったものは繋ぐ必要があります。
従来の繋ぎ方としては、それぞれの素材に近い色を発したロウ材があり、
このロウ材とは、例えるのならプラチナ900であれば溶ける温度つまり融点は1750度以上になると思われます
それよりも低い融点例えるならPt500などをパラジウムで割ることで1550度程度の地金を50%ほどで割ることで1650度程度で溶けるロウ材を作り繋ぐことが出来ます。
この場合では素人でもプロでも見分け出来ないほどになります。

デザインによっては、もっと融点が低いものを使わなくてはいけない場合もあり、
それは、デザイン的にという事と使われている宝石がすでに埋め込みされていて、取り外して
サイズを変更することが出来ない場合になります。

当店は、どのように対応しているのか?そこに着目した記事を書きたくて、
技術的にもまたサイズ変更をしたお客様にとっても最適なサイズ変更を紹介したいです、
ジュエリー業界ではレーザー溶接という友付け[ロウ材なし]でつなぐパターンもありますが、
レーザーについては接続部分が弱く変形することで、切り離さえっる場合があることがこれまでにも例として上げらられています。
そこで、レーザー的要素を高めつつ、レーザーのパルスを電気で瞬時に溶かすことが出来る
アメリカ製のパルス溶接機を当店ではメーカーから国内初の直輸入をして、深く綺麗な溶接が出来るように対応しています。
この導入により、極めて困難な溶接例えるのなら0.2~0.3㎜の線も繋ぎ

厚みは2~3㎜でもぐっと深い部分まで溶かすことが出来る溶接機を完備しております。
これにより、より綺麗で丈夫に繋ぎさらには、今までできなかったような特殊な加工を可能にしています。

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