「結婚のカタチをオーダーメイドする」ふたりの人生をマリッジリングで表現する意味

マリッジリングは、一生添い遂げることを約束したふたりが身につける「愛の形」です。
近年では、この「愛の形」を自分らしくつくる「オーダーメイド」が人気となっています。
ジュエリーショップで希望を伝え、自分たちの好みのデザインにつくってもらうだけでなく、ワックスで形をつくる段階から自分たちでつくる人も増えています。
既製品をあえて購入せずに、手間をかけてオーダーメイドをする。
そこには、どんな理由があるのでしょうか?

「世界にひとつだけの○○」 アイデンティティの時代に生きるからこその発想 

結婚が決まると時間が足りないくらい忙しく、いろいろなことを考えなくてはなりません。
しかし、その忙しさのなかでも「オーダーメイド」でマリッジリングをつくる人は少なくありません。
なぜ、既製品の結婚指輪で済ませようとしないのでしょうか。
そこには、今の時代背景が原因のひとつだといえます。
ひと昔前の時代、世の中は「右に倣え」の風習が強くありました。
男性が女性にプレゼントをする物にもステータスがあり、周りを見渡せば同じようなものを身につけてる人がたくさんいました。
ティファニーのオープンハートネックレスがそのひとつでしょう。
当時は、女性にプレゼントをするために多くの男性が開店を待つことが話題にもなりました。
同じものを持っているということで、アクセサリーに対しての価値も低くなってしまうのが実情で、リサイクルショップに行けば同じアクセサリーが並んでいることもよくあります。
ふたりの絆がアクセサリーの値段程度もしくはそれ以下になってしまうのかもしれません。

しかし、現代においては世の中も「自分らしさ」を評価される時代となりました。
自分の形をどうありたいか常に考えるのが今の時代に求められる生き方です。
その生き方の選択には「自由」があるので、全てアイデンティティのままに決めることができるのです。
その時代に生きるから故、結婚においても「自分たちらしさ」を求めるのです。
つくられたデザインを組み合わせてオーダーするだけでなく、ワックスの段階から自分で行う。
その作業のひとつひとつに「自分らしさ」を感じるのです。
「世界にひとつだけのマリッジリング」をふたりでつくり、結婚の形を表現すること。
それはすでに値段がつけられている既製品とは異なり、誰かがつけた「価格」がありません。
価格がないことで、価値も自分たちでつくることになります。


今の赤い糸の表現方法は、「形も価値も自分たちで選択する時代」といっても過言ではないのかもしれません。
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リングと共に時を刻む 細かい傷が幸せの数

マリッジリングは、「一生にひとつ」と昔からいわれていますが、「ひとつ」だから良いと理由があります。
普段、毎日身につけていると必然と細かい傷がついてきます。
多くの女性は、食事を作る際でもリングを外す事なく過ごしています。
結婚をしたばかりのとき、ふたりの指輪は輝いていて傷ひとつありません。
しかしそんなリングも1年・・2年と時を重ねる毎に細かい傷がついてきます。
それは、ふたりの人生を一緒に歩んでいる証なのです。
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付き合っていたころには感じたことが無かった相手への不満。
付き合っていたことには感じることができた相手の良さ。
結婚をしてこれまでより距離が近くなり、一緒に過ごすなかで感じるお互いのこと。

そういうことをひとつひとつ乗り越えてきたのが「リングの傷」として表されます。
その傷は、いつしか味わいを感じられるようになり傷があるからこそ良いと思えるようにもなるのです。

たくさんの困難を乗り越え、小さな幸せを感じた日々。
それを物語るのがリングの傷なのかもしれません。

「自分たちらしい。」だから変化をさせる
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マリッジリングは、何年も身につけていれば時を感じさせ魅力を感じることができます。
しかし、ただ時を積み重ねることだけが結婚なのでしょうか?

結婚とは、「難が有る」もの。
難の無い「無難な結婚」なんてありません。

時には、積み重ねてきたことを振り返り、お互いを改めて見つめなおすことが大切です。
今は、気持ちだけでなく再スタートをするひとつとしてリングのリフォームや再購入をするという選択もあります。それで初心に戻ってみる人も少なくありません。
左手の薬指につけてもらったあの日の気持ちをもう一度感じてみましょう。
「今の自分たちらしさ」をリングに込めて新たな気持ちで再スタートをする。
今の時代だから考えられる結婚のスタイルなのかもしれません。
結婚の節目にリングをリフォームしたり再購入するのは、一緒に時を重ねた夫婦だからこそ良さがあります。
皺のある手に輝きのある指輪をつけている夫婦をみると、微笑ましく感じます。
自分たちらしさをリングに表現し変化をさせることによって、お互いを見つめなおすだけでなく、周りに「一緒に過ごす時間の魅力」を与えてくれるのです。

形にできないカタチ 相手を大切にする思い
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「愛の形」マリッジリングは、あくまでも結婚した証としてひとつの形に過ぎません。どんなに自分たちらしくつくっても、傷がついてもそれは「形」なのです。
形あるものはいつか壊れてしまいます。

しかし、夫婦には形にできないカタチがあります。
オーダーメイドをしなくても、傷がつかなくてもお互いを大切にする思いこそが「愛のカタチ」なのかもしれません。
「結婚の形をオーダーメイドする」ということは、有形物で形するだけでなく、「無形でも繋がれる絆」を自分たちでつくるということなのです。

これから指輪を選ぶなら、重ね付けができるデザインがおすすめ

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1. トレンドは婚約指輪と結婚指輪の重ね付け


婚約の証として、男性から女性へ贈る婚約指輪。プロポーズの際に男性がプレゼントするのが定番のイメージですが、プロポーズの後2人で一緒に探しに行くこともあるようです。
婚約指輪は、少し前までは、友人知人の結婚式やパーティー、2人の記念日などの特別な日にだけ着ける女性がほとんどでした。
しかし最近では、結婚指輪との重ね付けがトレンドになっており、2つを一緒につけることを前提としたデザインも増えてきています。

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2. 指輪選びの基礎知識

愛の証である婚約指輪と、ずっと身に着けていたい結婚指輪。2人の大切な宝物になる指輪は、やはりこだわって選びたいですよね。まずは、選ぶ前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
簡単な用語を知っておくと、自分の好みを伝えやすくなるのでおすすめです。

A) 婚約指輪のデザイン

婚約指輪は、プラチナのリングにダイヤモンドが一般的ですが、最近ではデザインのバリエーションも多くなってきています。基本の4つのデザインは、ソリティア、パヴェ、メレ付き、エタニティーです。
・ ソリティア:ダイヤモンドを1粒飾るデザインで、婚約指輪の定番。
・ パヴェ:アームにメレダイヤ(0.03 カラット以下)を敷き詰めた華やかなデザインのリング。
・ メレ付き:センターダイヤの脇にメレダイヤを数石あしらったリング。
・ エタニティー:アームにぐるりとダイヤを並べたデザイン。半周のものは、ハーフエタニティーと呼ばれる。


B) 結婚指輪のデザイン
結婚指輪は、メレダイヤを飾ったり、メッセージなどの堀を入れたり、デザインを2人らしくすることが多いです。
基本は、シンプル、石付き、彫り入り、仕掛け系の4つです。
シンプル:ダイヤや彫りなどが入らないもの。ややカーブさせるなどして、個性を出したものもある。
石付き:メレダイヤをあしらうと華やかに。最近は男性でも石入りを選ぶ人が増えている。
彫り入り:花や葉など、一般的なモチーフのほか、オーダーで好きなものを掘ることもできる。
仕掛け系:2つの指輪を合わせるとハート型に見えたり、イニシャルが浮き上がるもの。

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3. テーマ別 指輪の選び方と重ね付けのパターン

たくさんある指輪の中からお気に入りを選ぶのは大変。そんな時は、テーマを決めると選びやすくなります。
今回は、キュートで可愛らしい「フェミニン」、シンプルで上質な「ハンサム」、個性的な「エッジ」の3つのテーマでご紹介します。

A) 愛らしさがぐっと高まる フェミニン
女性らしく可愛らしい指輪が好みの女性にオススメなのが、フェミニンなデザインの指輪。
細く華奢なものやV カット、緩やかなカーブのデザインを合わせるのがおすすめです。


デザインのポイント
・ 華奢で繊細な女性らしいデザイン
・ 小粒ダイヤをあしらったデザイン
・ リボンやハートなどのモチーフ使い

B) 凛とした美しさが増す ハンサム
飾りたてるよりもシンプルで上質なものが好みの女性には、太めのアームや、ストレートなもの、スクエア型のデザインで合わせるのがおすすめです。
女性らしさも取り入れたいときは、太めのカーブも素敵です。

デザインのポイント
・ 甘さを抑えた太めのアーム
・ シンプルでも、細部にこだわりのあるデザイン性
・ シャープなスクエアデザイン

C) センスが一段とアップする エッジ
みんなと一緒じゃない、個性的な指輪を好む女性には、エッジの効いたデザインを合わせるのがおすすめです。
個性的なもの同士は、質感や色を合わせると、しっくり馴染みます。

デザインのポイント
・ 個性のあるセンターストーン
・ オシャレさアップのゴールド使い
・ 伝統にこだわらないデザイン

4. お店ではここをチェック

一生身につける大切な指輪。お店で選ぶ時のポイントもぜひ参考にしてくださいね。
n 指輪を着けた時の全身バランスを、鏡でチェックする
指輪の試着をする時は、手元だけでなく全身を鏡で見ることも忘れずに。

 

全身で見ると雰囲気が違っていたり、浮いていたりすることもあるのです。
普段の服装でも違和感はないか確認する
指輪は、特別な日だけではなく普段からずっと着けているもの。ジュエリーショップに行く時は、「普段よりちょっとオシャレ」くらいがちょうどよいかもしれません。
仕上がりはいつ頃になるかを確認する予定日に間に合わなかったということがないよう、仕上がりの期日は確認しておくと安心です。
年を重ねても違和感のないデザインかをイメージする。
一生身に付ける大切な指輪。年を重ねても、着けていたくなるようなものを選部のもひとつのポイントです。
購入後のメンテナンスはどうなっているかを確認する
保証期間やメンテナンスの内容は、ショップやデザインによって異なるので、事前に確認しておくと安心です。

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婚約指輪と結婚指輪。女性は、2つが並んだ指を見る度に、まだ恋人だった時と、夫婦になった時のことを思い出し、幸せな気持ちに包まれることでしょう。
これから指輪を選ぶお二人は、重ね付けもできるデザインを選んでみてはいかがでしょうか?

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